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これは勝利と言えるのか?


録画補償金不払い訴訟:東京地裁がSARVHの訴えを退ける – CNET Japan
<http://japan.cnet.com/news/business/20424554/>

正直言って東芝は勝訴したけど、中身で負けたと言えるでしょう。

訴訟の争点となっていたアナログチューナ非搭載レコーダーが補償金の対象となる特定機器に「該当する」と認める

と、なっているので、「デジタルでDRMがかかっているから払う必要がない」という点では完全に負けです。
では何が勝ったのかというと、

徴収におけるメーカーの協力義務については「効力規定ではなく訓示規定」とした。

となっているので、お金を代行して集めるのは義務じゃないと判断されただけです。
負けた側のSARVHは

「企業コンプライアンスから考えて、訓示規定ならば従わなくてもいい、という態度が今後、許されるのかどうか」

と、発言しており、まるで裁判に勝ったような発言になっています。
でも、これって考え方によってはこういう事にもできるわけです。
「我々は裁判に勝ったから全部の機器に対して料金を徴収しません。DRMの機能で誰が対象機器を持っているか把握できるはずですから、消費者に対して1対1で徴収を行ってください。」
と、これを言われたらSARVHはやるしかないと思いますが?
あと、SARVHは控訴を行うみたいですが、より部の悪い判決が出た場合は最高裁まで行くことになるのでしょう。
日本の裁判は異常に時間がかかりますから10年近くは料金を徴収出来ない事を覚悟しておいた方が良いのではないでしょうか?
まぁ、10年は大袈裟ですが、5年は軽く超えると思います。
ちなみに、今は料金を徴収できていないはずですが、本当に権利を保有してる人から文句の一つも出ていないのは何故でしょうか?
この辺に関する情報が意図的に伏せられているのか、実はSARVHが大幅に中抜きをしていて実際権利者本人に殆ど支払われていないのか、良く分からない状況に陥っているのはSARVHにとって分が悪いと思います。
少なくとも、こういう人達は声を上げて困っていますとか、私達の給料はこんなもので、いくら権利者にちゃんと支払われていますとか公表しないと支持が全く得られないと思いますがいかがでしょうか?
今の状況では内容もわからず「東芝勝った!」と喜んでいる人が多いような気がします。
あと、東芝だけでなくて他のメーカーも同じような裁判をやっているのですから、その結果も見ないといけないわけです。
多分、この判決を前例とした同じような判決しか出てこないと思います。
これだから、日本の裁判官はだれがやっても同じとしか思われなくなってしまうんですよね~。

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