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Firefox7は画像処理APIが変わる


窓の杜 – 【NEWS】新しい2DグラフィックスAPI“Azure”搭載の「Firefox Aurora 7」日本語版が公開
<http://www.forest.impress.co.jp/docs/news/20110708_459266.html>

あまり取り上げられていないのでこの話題に触れておきましょう。
現在のFirefoxではCairoをベースにした描画エンジンで画像の表示を行っています。
これはFirefox2からFirefox3になる時に変更された描画エンジンです。
Cairoを採用したことにより、ベクターグラフィックの描画や、画像の縮小描画処理が、格段に綺麗になりました。
アンチエイリアス処理が従来のエンジンより格段に良くなったからです。
そして今回描画パフォーマンスの改善なために導入されるエンジンが「Azure」です。
どっかで聞いたような名前ですが、そこは無視して置きましょう。
さて、どれだけパフォーマンスが改善されているかは下記のサイトのグラフを見れば明らかです。

Comparing Performance: Azure vs Cairo
<http://www.basschouten.com/blog1.php/comparing-performance-azure-vs-cairo>

このグラフを見れば、ほとんどチューニングが済んでないAzureのパフォーマンスが異常に高い事が分かるでしょう。
しかし、このグラフを見るとどうでしょう?

Mozilla Posts First Firefox 7 Azure Build | ConceivablyTech
<http://www.conceivablytech.com/7814/products/mozilla-posts-first-firefox-7-azure-build>

IE9とほぼ同等のパフォーマンスで、圧倒的に速いわけではありません。
Firefox5の遅さが目立ちますが、これはベータ版の時の話なので割り引いてみた方がよさそうです。
Chromeのパフォーマンスに偏りがあるのも気になりますね。
取りあえず、まだまだ調整すべき点が多いAzureなので、今後の開発でどこまでパフォーマンスが伸びるか注目です。
あと、今はD2Dに関する機能だけ注目されていますが、将来的にはOpenGLやDirect3Dのパフォーマンスも上げる方向で開発が進んでいます。
この辺のパフォーマンスが上がればWindowsXPやMacOSXのパフォーマンスも自動的に上がることになります。
ただし、3D描画部分に限ります。
結論としては、Azureを使う事によってWindowsだけでなくクロスプラットフォームでパフォーマンスを上げることを最終目標にしているようです。
ただ、過去の経験上Cairoがこなれてくるまで結構な時間がかかりました。
それと同じようにAzureもこなれてくるまで時間がかかると思います。
しかし、高速リリースサイクルによって、その恩恵がユーザーに届くのが速くなることでしょう。
取りあえず、Firefox7は色々期待できそうな感じですね。

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カテゴリー:ブラウザ
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