アーカイブ

Archive for 2013年7月

本当に国民の利益のため?


2.5GHz帯の追加割当、UQに認可 – ケータイ Watch
<http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20130726_609274.html>

この件に関しては色々な所で様々な発言がされていますが、私は「国民の利益のため」という言葉が引っかかったので、ちょっと考えてみました。
UQ以外に割り当てる事は、競争を促進するという観点では良い事ですが、電波資源の有効利用の観点ではマイナス要因にしかなりません。
基本的に異なる仕組みで通信する場合無線周波数帯にガードバンドを設ける必要があります。
同じ仕組でもガードバンドを設けているケースもありますが、細かいことはちょっと横においておきましょう。
この話題で仮にWPCに10MHzを上げてしまうとUQとの間にガードバンドが必要となり、両方共実質的に10MHz使えなくなります。
そうなると150Mbps以上のサービス提供を目的とした帯域で、双方ともそのようなサービスの提供が困難な状態になるわけです。
これじゃ高速化出来ず何のために電波帯域をあげたかわからなくなります。
UQは今回たまたま既存の隣の帯域であったため無駄なく利用できる唯一の業者として有利だったと思います。
そう考えると貴重な電波を無駄なく利用する点では、今回の考えでは間違いはなかったかと思います。
他にも色々勝った要因はありますが、一番はここでしょう。
さて、今回突っ込みどころも結構多くありますが、私が一番突っ込みたいのは「総務省に文句言うならUQと同じダウンロード容量無制限にしてから文句を言え」と言いたいですね。
サービス面で劣っているのに同じ土俵で勝負できると考えている方がおかしいです。
筋を通すなら、まずはユーザーに対して条件を同じにしなければダメでしょう。
そうすれば、「同じようなサービスを提供してるのに何故くれないんだ」と、これぐらいの文句は言える状況にはなりますよね?
モバイルブロードバンドで唯一制限がないUQが勝ったのは仕方がないんじゃないでしょうか?
WPCは客観的に見ても今回もらえる要因があまりにも少ないです。

広告
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。