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Archive for 2011年7月

Flash11は64bit版も出る?


窓の杜 – 【NEWS】デスクトップ向けの「Adobe Flash Player 11」「Adobe AIR 3」ベータ版が公開
<http://www.forest.impress.co.jp/docs/news/20110714_460610.html>

Flashと言えばベータ版では64bitプラグインはあるけど、正式版は存在しないのが普通でした。
しかし、この記事を見ると様子が違います。
どうやらFlash11では64bit版を正式にサポートするみたいです。
でも、そうなると重要なのはブラウザの対応状況ですね。
取り敢えずIEは大丈夫ですが、Firefoxはいつのバージョンから64bitを正式対応するのか分かりません。
毎回ナイトリーからAuroraに移ると64bit版は消滅しています。
Operaは今のところ32bit版しか確認してません。
Chromeも同じですね。
SafariはMacOSXだと64bit版ですが、Windows版では64bit版は存在していません。
これを見る限り、鶏卵理論に踊らされている感じがしますね~。

カテゴリー:ブラウザ

パソコンを持ってると受信料を請求される?


NHK、ネット視聴の受信料徴収検討。TV契約の追加負担無し -AV Watch
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20110712_460113.html

NHKにアクセスしない人にも請求するのでしょうか?
その人が見てる見てないをどうやって判断するのでしょうか?
もし、通信記録を見るとなると通信の秘匿はどうなってしまうのでしょうか?
ちょっと考えただけで山ほど問題が出てくるわけですから、お金取りたいなら会員制のサイトにするしかないでしょう。
勿論NHKに受信料を払っている人にはそれなりのメリットが無ければ反発を買いますしね。
例えば1か月はさかのぼって好きな番組を見られるとか、過去の有名な番組は50年さかのぼって見られるとか、貴重な映像資料は転載自由とか、まぁ、NHKがこんなこと出来るわけないので、「受信料をここまでしてせしめたいのか!」と叩かれまくることは間違いないと思います。
やはり、これやるならNHKのスクランブル化も同時に検討しないと平等とは言えないですね。
特に受信料に関しては不平等感をなくすのが一番手っ取り早いです。
「なんで金払ってない奴まで見えるようにしてるんだ?」と、この部分の不満点はかなりの数に上ると思います。
公共放送云々は理由になりません、B-CASで制御できるのですから、緊急時だけスクランブル解除すればいいだけです。
その為のCASでしょう?
しかも、地上波唯一の有料放送はNHKだけなのですから、CASを有効活用しなければ無駄なカードを無理やり売りつけただけと言われても仕方がありません。
そして、NHKはお金を払っている受信者にもっとアドバンテージを提供すべきです。
例えば1番組50円の様な超格安料金で番組提供するのも良いかもしれません。
NHKで見てない番組もかなり多いので、少ししか見ない人は月々の料金を節約できるかもしれません。
やっぱり、NHKは金をとる範囲を増やす前にやることが山ほどありますね~。

カテゴリー:地デジ

Firefox7は画像処理APIが変わる


窓の杜 – 【NEWS】新しい2DグラフィックスAPI“Azure”搭載の「Firefox Aurora 7」日本語版が公開
<http://www.forest.impress.co.jp/docs/news/20110708_459266.html>

あまり取り上げられていないのでこの話題に触れておきましょう。
現在のFirefoxではCairoをベースにした描画エンジンで画像の表示を行っています。
これはFirefox2からFirefox3になる時に変更された描画エンジンです。
Cairoを採用したことにより、ベクターグラフィックの描画や、画像の縮小描画処理が、格段に綺麗になりました。
アンチエイリアス処理が従来のエンジンより格段に良くなったからです。
そして今回描画パフォーマンスの改善なために導入されるエンジンが「Azure」です。
どっかで聞いたような名前ですが、そこは無視して置きましょう。
さて、どれだけパフォーマンスが改善されているかは下記のサイトのグラフを見れば明らかです。

Comparing Performance: Azure vs Cairo
<http://www.basschouten.com/blog1.php/comparing-performance-azure-vs-cairo>

このグラフを見れば、ほとんどチューニングが済んでないAzureのパフォーマンスが異常に高い事が分かるでしょう。
しかし、このグラフを見るとどうでしょう?

Mozilla Posts First Firefox 7 Azure Build | ConceivablyTech
<http://www.conceivablytech.com/7814/products/mozilla-posts-first-firefox-7-azure-build>

IE9とほぼ同等のパフォーマンスで、圧倒的に速いわけではありません。
Firefox5の遅さが目立ちますが、これはベータ版の時の話なので割り引いてみた方がよさそうです。
Chromeのパフォーマンスに偏りがあるのも気になりますね。
取りあえず、まだまだ調整すべき点が多いAzureなので、今後の開発でどこまでパフォーマンスが伸びるか注目です。
あと、今はD2Dに関する機能だけ注目されていますが、将来的にはOpenGLやDirect3Dのパフォーマンスも上げる方向で開発が進んでいます。
この辺のパフォーマンスが上がればWindowsXPやMacOSXのパフォーマンスも自動的に上がることになります。
ただし、3D描画部分に限ります。
結論としては、Azureを使う事によってWindowsだけでなくクロスプラットフォームでパフォーマンスを上げることを最終目標にしているようです。
ただ、過去の経験上Cairoがこなれてくるまで結構な時間がかかりました。
それと同じようにAzureもこなれてくるまで時間がかかると思います。
しかし、高速リリースサイクルによって、その恩恵がユーザーに届くのが速くなることでしょう。
取りあえず、Firefox7は色々期待できそうな感じですね。

カテゴリー:ブラウザ

Opera12はWahoo


Opera 12開発版早くも登場 – 開発コード名は「Wahoo」 | エンタープライズ | マイコミジャーナル
<http://journal.mycom.co.jp/news/2011/07/08/060/index.html>

最近すしネタが多いOperaですが、今回もそのようです。
さて、最近のOperaは徐々に開発ペースを上げてきています。
どうやら、ChromeやFirefoxの様に高速リリースに向けて開発方針を変更してきているようですね。
ただ、この方針、バージョン番号がやたらとインフレを起こしますが、中身が大して変わってないという落ちを作りかねないんですよね。
今回の変更履歴を見ても大きな変更は見当たらないですし・・・。
まぁ、まだ開発版なので、正式版には色々改良点が増えてることを期待しましょう。

カテゴリー:ブラウザ

もう光はいらないのか?


単に速いだけでない、「WiMAX 2」に期待すること (1/2) – ITmedia +D PC USER
<http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1107/08/news024.html>

WiMAX2が2013年初めごろにサービスインしますが、その前にフィールドテストが行われたようです。
ただ、今回は20MHzしか帯域が使えなかったので最高速度は165Mbpsになっています。
帯域を40MHz使わないと330Mbps出せないので、今回はその半分という事になっていますね。
さて、この実験結果を見ると静止状態で150Mbps、移動状態で100~50Mbpsと今までのモバイル通信では考えられない速度を平気でたたき出しています。
これならフレッツNEXTと変わらない、いや、むしろ速いぐらいの速度が出ているのではないでしょうか?
そうなると、2013年には家庭向けの光はいらないんじゃないでしょうか?
まぁ、そうなったら1Gbpsのサービスを始めるしかNTTには道がないんですけどね。
それに、問題は料金です。
今までのWiMAXより高くするような発言が見られます。
折角足かせがない事が魅力のWiMAXが足かせを始めたらLTEと大差ないというか同じ状態になってしまいます。
また、格差をつけるとなると「高いなら今のままでいいや」と言うユーザーが増えていつまでたってもWiMAX2が普及しない=周波数効率が改善しないという悪循環になるのではないでしょうか?
使われないサービスは廃れるだけなので、ここぞとばかりに他社にユーザーを持ってかれてしまっては、折角LTEより2年もアドバンテージがあったのが無駄になってしまいます。
世界的にはWiMAXはあまり良い状況に無いので、日本で大胆な戦略に出ないと後になって「あの時一気に攻勢をかけて普及させておくべきだった」ってことになりかねません。
2013年には思い切った料金体系で攻めてほしい物です。
例えば現在のWiMAXを値下げして、WiMAX2を現在の料金にするぐらいの大胆な戦略があっても良いかもしれないですね。
後はスピードを制限して料金格差を作るのも良いかもしれません、こっちの方なら周波数効率の問題とトラヒックの問題が両方解決できるし、客としても遅くても安けりゃ入ろうかなと言う気にもなりますしね。
まぁ、それ以前の問題として、モバHO!の跡地をUQにくれない限り330Mbpsは夢で終わってしまうんですけどね~。
どうなんでしょうか?

これがトルネVer.3


SCE、torne大型アップデートでBDレコーダ連携実現 -AV Watch
<http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20110705_458337.html>

色々有償アプリがありますが、取りあえず使えるものがないので、ここは無視します。
DLNA対応すればよかったのですが、残念です。
さて、無償アップデートもかなり色々入ってますが、音声に関する問題は解決してないようです。
もし、バージョンアップ後に変わった点があったら追記しておきましょう。
さて、この内容で一番良いのは音声付再生に2.0倍速が加わったことです。
これでようやくVHS時代の倍速再生環境に戻ります。
2時間映画が1時間で見られるわけですから、映画1本分の時間で倍速なら2本見られるので時間的に余裕が生まれますね。
これで益々録りだめしても安心です。
あと、リモートプレイが外から使える様になったのが良い所ですが、今のところ予約しかできないようです。
ぜひ、外からも番組視聴できるようにしてほしいですね。
米国なんか当たり前のように出来るのに日本で出来ないなんて、時代遅れどころの騒ぎではありません。
後の細かいアップデートは、実際にいじってから書いてみたいと思います。

カテゴリー:地デジ, 映像